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「工部大学校」 のテレビ露出情報

迎賓館赤坂離宮を設計した明治の建築家・片山東熊は1879年に工部大学校(東京大学工学部の前身)を卒業。京都国立博物館、旧竹田宮邸宅(現グランドプリンスホテル高輪 貴賓館)などを手がけ、宮内省内匠頭まで上り詰めたエリート官僚だった。1896年に東宮御所の設計に抜擢。海外視察を重ね、アメリカから鉄骨を取り寄せ19世紀後半のヨーロッパで流行したネオバロック様式を採用したが、甲冑姿の武者、日本刀など随所に日本的な装飾があった。
西洋の様式と和の様式が理想的に融合しているのが2階東側にある花鳥の間。ルネサンスの影響を受けた16世紀フランス末のアンリ2世様式。天井は騙し絵、平面だがドームがあるように見える。壁は30面の七宝焼が彩る。渡辺省亭が原画を描き、濤川惣助が七宝焼に再現した。片山は洋館の細部を日本の伝統工芸品で飾り立てた。京都西陣の金華山織もある。世界各地で開催されていた万国博覧会で日本の工芸品が評判となっていたことに目をつけた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月24日放送 1:50 - 2:15 NHK総合
Yスペ!探検!バックヤード〜萩博物館 長州ファイブの秘宝〜
山口県の萩博物館。個人が経営していた生物標本の博物館がルーツであり、歴史のほか萩の自然についても学べる。注目は、およそ20万点の品々がある収蔵庫。「蒸気車模型 興丸号」は、長州藩の科学者が長崎で購入し藩主に献上したもの。幕末の蒸気車模型は世界に4台だけ。燃料を入れる部品もあり、実際に走らせることも可能だったと考えられている。
山口県の萩博物館に収蔵されてい[…続きを読む]

2024年7月20日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
旧古河邸の外壁は真鶴産の新小松石を積み上げた堅牢な仕上げで、光を浴びてわずかに紫色を帯びている。切妻の屋根は粘板岩を薄く板状二加工したスレート葺きで、スコットランドの山荘風という実に美しい洋館。かつては個人の邸宅だった。施主は古河虎之助。銅山開発事業による巨大な富を築いた古河財閥の投手。設計者はイギリス人建築家のジョサイア・コンドル。1877年に西洋化を推し[…続きを読む]

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