兵庫・丹波篠山市で2007年に発掘された恐竜の化石が昨日、新属新種の角竜類と判明した。この発見で1億1000万年前の地球の姿が見えて来た。今回の化石は全長約80cmで体重は約10kgと推定されている。これまで主に中国とモンゴルと韓国などで発見されていた。しかし日本では見つかったことがなかった。発見したのは地元の地学愛好家・足立洌。発掘された17点の化石を博物館と岡山理科大などの研究グループらが調査したところ判明した。今回発掘された地層は丹波市と丹波篠山市の間の篠山層群。この層群では新種の化石が見つかっている。2006年に発見されたタンバティタニス。