きょう、中国国営の新華社通信が「中国海軍、潜水艦発射型戦略ミサイルの試験発射に成功」と発表した。中国外務省・毛寧報道局長は「これは定例の軍事訓練活動であり、特定の国と目標を意図していない。事前に関係国に通告済みだ」と説明。中国は日本時間午前11時半、弾道ミサイルを発射すると日本側に通知していた。新華社通信によると、発射されたのは日本時間午後1時1分。戦略原子力潜水艦1隻が訓練用模擬弾頭を搭載した戦略ミサイル1発を発射し、予定した海域に正確に着弾させたとしている。軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏は「確実なことは言えないが、恐らく中国海軍が現在入れ替えを更新しているJL-3タイプの可能性が高い」と語った。中国は去年9月、最新鋭の大陸間弾道ミサイルや空中発射型の弾道ミサイルと合わせて潜水艦発射型の弾道ミサイル「JL-3(巨浪3)」を初めて公開し、陸海空三位一体の核戦力を誇示していた。黒井氏によると、「JL-3」の射程は約1万2000kmでアメリカ本土の一部が入り、きょうの着弾は実証実験の可能性が高いという。中国の通知した発射期間はきょう~あさってで、落下地点に設定された区域には和歌山県の潮岬南方の排他的経済水域も含まれる。
