最後は「自治体も動き始めた 災害食のレベルアップ!」について。避難所で食べる災害食をレベルアップさせようと動き始めた自治体である千葉県市川市の取り組みを紹介。そこの避難所には備蓄倉庫が設置されていた。備蓄食料は長期保存ができるクラッカー、アルファ化米、乳児用の粉ミルクと水があり2年前まではこれが基本的な備蓄食糧だった。ただこれではいけないと動き始めたのが市役所の危機管理課だった。2022年、避難所レシピ作成のためのプロジェクトチームが結成された。危機管理課からの依頼はおいしい避難所レシピを作ること。条件は従来の備蓄品に追加する食材はなるべく少なくして誰でも簡単に作れることだという。それに加えて食材選びにも制限があり5年保存できる食材が望ましいが3年保存のものも提案して3年のものと5年のものを混ぜながらレシピを作成したとのこと。
開発した1つのレシピである「野菜ジュースで作るチキンライス」を作ってもらうことに。材料は備蓄品であるアルファ化米・たれ味の焼き鳥缶・乾燥野菜・野菜ジュース・水となる。まずは焼き鳥をはさみで小さくする。焼き鳥缶を食材に選んだのはタンパク質がとれ、調味料の役割も兼ねるからだという。続いて鍋に野菜ジュース・水・乾燥野菜を入れて火にかける。野菜ジュース・乾燥野菜はビタミンや食物繊維がとれるのだという。沸騰したらアルファ化米・焼き鳥缶を加え煮詰める。5分ほど煮詰めてアルファ化米がふっくらしたら出来上がりとなる。4か月をかけて9品分の避難所レシピが完成し、市役所の試食報告会では大好評だった。これを受けて市川市は避難所レシピを作るための食材を備蓄品に追加することを決定。誰でも作れるよう備蓄倉庫にはレシピ集も置いている。
開発した1つのレシピである「野菜ジュースで作るチキンライス」を作ってもらうことに。材料は備蓄品であるアルファ化米・たれ味の焼き鳥缶・乾燥野菜・野菜ジュース・水となる。まずは焼き鳥をはさみで小さくする。焼き鳥缶を食材に選んだのはタンパク質がとれ、調味料の役割も兼ねるからだという。続いて鍋に野菜ジュース・水・乾燥野菜を入れて火にかける。野菜ジュース・乾燥野菜はビタミンや食物繊維がとれるのだという。沸騰したらアルファ化米・焼き鳥缶を加え煮詰める。5分ほど煮詰めてアルファ化米がふっくらしたら出来上がりとなる。4か月をかけて9品分の避難所レシピが完成し、市役所の試食報告会では大好評だった。これを受けて市川市は避難所レシピを作るための食材を備蓄品に追加することを決定。誰でも作れるよう備蓄倉庫にはレシピ集も置いている。