今月15日ごろ、横浜市の住宅でこの家に住む75歳男性を殺害し、現金約20万円を奪ったとして男が強盗殺人の疑いで逮捕された。事件の実行役は容疑者を含め3人いるとみられているが、その後の捜査関係者への取材で、そのうちの1人は現場近くのコンビニで男性のキャッシュカードを使い、現金を引き出そうとしていたことが分かった。実際に現金は引き出されていない。容疑者は乗ってきた車で他の実行役の男2人と現場から逃げたと供述していて、警察は実行役のいずれかが男性からキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、逃走前に現金を引き出そうとしたとみて調べている。横浜・青葉区の事件では翌日に起きた千葉・市川市の事件で逮捕された容疑者の指紋が検出されている。市川市の事件では女性が連れ去られ、約50km離れた宿泊施設で警察に保護された。警察は実行役が指示役の指示を受け、聞き出した暗証番号が正しいか確認し、確実に金を引き出すために女性を連れ去った可能性もあるとみて捜査している。強盗を犯した場合の量刑を紹介。犯罪ジャーナリスト・小川泰平が解説した。