京都・原谷地区にある巨大廃屋群についてスタジオ解説。現場は金閣寺などから車で約10分の距離にある。原谷地区は1971年に京都府が「市街化調整区域」に設定、1980年代中ごろに山林のまま分譲された。その後、所有者が土地を造成し建物を建築、京都市が当時から違反指導を実施してきた。現状は約20軒ある建物のほとんどが違法に建てられたものだという。住民からは「強風が吹くと屋根の部材が住宅に飛んでくる」などの声が上がっている。一方、京都市は先月8日、一棟の所有者に3月31日までに建物の撤去を命令する行政処分を出したが、所有者が撤去費用を払えない、所有者が亡くなっているなどの課題がある。玉川さんは「廃材などで作られた建物で周囲の住民は危険を感じている。所有者がわかる部分についてはちゃんと言うべきだと思う。」などとコメントした。