今年2月探査船「ちきゅう」は南鳥島沖の改定6000mからレアアース泥の回収に初めて成功した。成分を分析すると複数のレアアースを確認した。半導体の製造などに使われレアアースの中でも需要が高いイットリウムが多く含まれていた。内閣府プログラムディレクター・石井正一氏は「調達元の多様化に大きく貢献できる」と話した。現在日本はレアアースの7割以上を中国からの輸入に頼っている。中国が輸出管理を強化していて国産レアアースの期待が高まっている。南鳥島は東京から約2000キロで産業化にはコスト面、インフラ整備などで課題もある。来年2月再び南鳥島沖でさらに大規模な試験が行われる予定。
