宮崎市の城ヶ崎や恒久を含む赤江本郷地区では、これまでに350棟余りの住宅で被害が確認され、市全体の住宅被害の約40％が集中している。きょうは市の社会福祉協議会の依頼を受け、パチンコ店や飲食業などを営む門川町の企業の従業員30人がボランディアで作業にあたった。このうち、城ヶ崎にある高齢者が住む住宅では屋根が壊れて雨漏りし、布団・ソファ・畳などが使えなくなったが、一人暮らしの70代の男性は手が不自由なため2階から下ろすことができずにいたという。このためきょうはボランティアたちが濡れた家財を次々運び出した。この会社では今月6日までボランティアを行う予定。