自民党は、今日の午後に、総裁選管理委員会の2回目の協議を行う。これまでの議論では、総裁選を求める議員の意向を、書面で記名式で確認する方向で調整が進んでいる。今日は、議員の名前を公表するかなど詰めの協議が行われる。選管メンバーの一人は「実際は総裁の首を切るかの重い決断なので、記名で公表するのが望ましい」と話しているが、自らの意思表示が難しくなることから、記名に反対する声も出ているという。ある自民党中堅議員は「公表にすると総裁選をすべきと言うハードルが上がる」や、閣僚の1人は「本当はやるべきと思っているが、公表されるなら立場上反対と言わざるを得ない」などと話している。また、ある選管メンバーは「時間をかけすぎてもいけない。今日決めきりたい」としている。