7男2女、一家11人の大家族、石田さんチ。初めて取材したのは1997年の夏。26年前、高校受験を控えていた二女・芽衣子さんのエピソードの紹介。うるさくて勉強どころではなく不満が爆発。汚れてしまった床に母・千惠子さんは「こういう事でもないと掃除しないから」と。堂々とした心構えは多くの共感を呼んだ。父・晃さんとの夫婦喧嘩は絶えなかったが、そこにはいつも沢山の笑いがあった。2人の関係に異変が起きたのは千惠子さんの母・みさ子さんのアルツハイマー型認知症。病気の進行は思った以上に早く、3年後には1人での生活が困難に。千惠子さんは晃さんと離れて暮らすことになった。2015年9月、茨城・常総市を流れる鬼怒川が氾濫。自宅は床上浸水。大規模な修繕を余儀なくされた。改修の費用を捻出するため定年退職後ハローワークへ。夫婦の溝が一向に埋まらないまま時が過ぎていった。晃さんが集合をかけた石田家男子会。夫婦の深刻な危機を察した長男・孝之さんは両親の仲を取り持つべく古希の祝いも兼ねて沖縄旅行を計画。続きは今週土曜夜7時「大家族石田さんチ」で放送。