沖縄は今日、20万人を超える人が亡くなった太平洋戦争末期の沖縄戦から81年の慰霊の日。各地で平和への祈りが捧げられている。沖縄戦最後の激戦地となった糸満市の米須にある魂魄の塔。93歳の真栄城玄信さんは沖縄戦で兄2人を亡くし、遺影を手に訪れた。「沖縄は非常に平和になっている。感謝にたえない」と述べた。沖縄戦では、県民の4人に1人が命を落とした。糸満市摩文仁の平和祈念公園では戦没者の名前が刻まれた平和の礎の前で朝から多くの人が手を合わせていた。両親など8人を亡くした女性は、「もう戦争のことは思い出したくない。今からの子どもは平和で幸せにならないといけない」と述べた。平和祈念公園では、さきほどから県主催の戦没者追悼式が開かれ、高市総理大臣や玉城知事のほか、遺族の代表などが参列している。式では、玉城知事が「平和宣言」を読み上げ、犠牲者への追悼の意を表するとともに、基地負担の軽減や、平和への思いを訴えることにしている。
