自民党総裁選への出馬を表明した河野太郎デジタル大臣。派閥の裏金事件を巡って厳しい姿勢を示し、裏金議員に対して不記載と同額分の返還を求め、返還した議員には次の衆議院選挙で公認する考えをにじませた。裏金事件に厳しい姿勢を示すことで総裁選で支持拡大をはかろうという戦略とみられる。河野氏は神奈川・平塚市出身でその神奈川県からは小泉進次郎元環境大臣も出馬する予定で、地元が同じ2人が出馬する異例の展開となっている。ANNが行った世論調査「次の総裁は誰が良い?」の結果は1位・石破元幹事長27%、2位・小泉元環境大臣23%。河野氏は4位グループだった。また甘利前幹事長は小林鷹之前経済安保大臣の支援に動くとみられている。