長崎・平戸市には1日1組の宿があり、その場所は平戸城なのだという。丘陵に築城され日本100名城としても知られている。1962年に復元された平戸城だが、2021年にリニューアルされ歴史や文化を学ぶことも出来る。見張り台である懐柔櫓を改築した場所は海を一望できるバスルームや寝室、平戸城の殿様がチョウを好きだったことからチョウをデザインに加えている。1泊2日で60万円という破格の値段となっていて、経営者・芸能関係者だけでなく海外の富裕層もここにはよく来るのだという。平戸銘菓として知られカステラを卵黄に浸して糖蜜とグラニュー糖でコーティングした「カスドース」もここでは楽しむことが出来るという。平戸城に宿泊する取り組みは観光資源として利用することで歴史と文化を継承し地域活性化を目指すという思いがあるのだという。