風間俊介は長野・白馬村にやって来ており、新田佳浩選手と川除大輝選手にお話を聞くこととなった。新田佳浩選手は左腕に障害がありストック1本で滑っており、パラリンピックには日本人選手最多となる8大会連続で出場。今回は2大会ぶりの金メダルを目指している。今大会どのような思いやどのような心境か聞くと、新田佳浩選手は「川除選手と一緒に表彰台に立ちたいという夢があるのでパラリンピックの舞台で実現させたいという気持ちで今はやっている」という。新田選手と同じ立位のクラスの川除大輝選手はお互いに高めあるライバルであり、川除選手は手足の指の一部がなく競技ではストックを持たず腕をキレよく動かすテンポの良い走りを武器にしている。川除選手にとって新田選手は幼い頃からの憧れであり、パラリンピックを目指したきっかけは小学生のときに新田選手の指導を受けたことであった。メキメキと実力を伸ばした川除選手は前回の北京大会では新田選手を抑えて金メダルを獲得し、日本のエースと呼ばれるまでに成長した。この日の練習では大会本番を意識して本格的な走り込みを繰り返していた。そんな2人がさらなる高みを目指して行ってきたのがフィジカルの強化である。一方、年齢を重ね体の維持が難しくなってきたという新田選手はトレーニングにピラティスというエクササイズを取り入れた。体のバランスを整え、より効率的なフォームを目指している。先月開催された国内大会に出場した両選手は本番を想定したコースで最後の調整を行った。結果は川除選手が1位となり、新田選手が2位となった。意気込みについて川除選手は「ミラノでは金メダル獲得とできればもう一つメダルを何色でもいいので獲得できたらいいなと思っているのでそこを目標に頑張っていきたい」と話し、新田選手は「どうやったら川除選手や世界のトップ選手たちに勝てる要素を作れるかを考えるのが楽しくなってきてトライアンドエラーを繰り返しているうちに4年が経ったが、終わったあとにお前らすごいねということをの本チームの誰かが言ってくれればすごくうれしい」と話した。瀬立モニカはクロスカントリースキーをやっていたことがあり「何度か合宿に参加させてもらって皆さんが思っているより100倍辛いです」とのことだった
