パリオリンピック卓球女子日本代表の早田ひな選手は今回がオリンピック初出場で、167cmの高身長から繰り出す強烈な打球が武器となっている。世界ランクは日本人トップで、エースとしてオリンピックに挑む。早田選手は同世代に天才と呼ばれる平野美宇選手と伊藤美誠選手がおり、かつては前を行く2人の背中を見つめていた。東京オリンピックでは補欠選手だったが、大きな声援を2人に送り続けた。早田選手が大切にしてきた言葉は「練習は不可能を可能にする」で、誰よりも練習を積んできた。その後去年の世界卓球で準々決勝で中国選手に勝利し、58年ぶりに中国選手を破っての銅メダル獲得を果たした。