持ってきたバッグに食品を入れる女性。これはおととい、東京・江戸川区のボランティア団体が行った食糧支援会。無償で米や野菜・レトルト食品など様々なものが配布された。訪れていたのは記録的な物価高の中、給食のない夏休みを迎えた親たち。子どもの支援を行う「キッズドア」によると、6割の世帯が「夏休みの間十分な食事を与えられない」と回答。週末、各地の無料食糧支援会には多くの親が訪れていた。埼玉県幸手市で行われた支援会には3日間で50世帯が参加。そこで聞かれたのは「子どもが食べたいものを買えない」という苦痛の声。番組はこの夏休み、食費が増えて困っている家庭を取材。苦しい家計がさらに苦しい状況となっていた。