ゆずの震災伝承ソング「幾重」を特集。ゆずの2人は自分たちにもできることはないかと地震直後に被災地を訪れ、病院や避難所を訪ねて歌を届けた。北川悠仁は「自分たち自身が迷うときも立ち返る原点の風景、原動力に間違いなく東北の存在はなっている」などと語る。震災からまもなく15年、2人は再び東北を訪れ、全国の人に再び東北のことを考える機会にしてほしいと“震災伝承ソング”を書き下ろすことにした。曲作りには多くの困難があったという。出来上がった曲は「幾重」。曲づくりが始まったのは去年秋。宮城・石巻市で話を聞いて曲作りに活かしたいと考えていた。石巻市は震災直後に2人が回った場所だった。津波の被害を受けた門脇小学校は震災遺構として保存され、誰でも見学できるようになっている。また、当時の出来事をずっと考え続けてきた大川伝承の会・佐藤敏郎さんに会いに行った。佐藤さんは小学6年生だった娘を亡くした。中学校の国語教諭をしていた佐藤さんは、ここで起きた出来事を語り部の活動を続けている。震災では自動・教職員84人が犠牲になった。佐藤さんは、ここを訪れた人にあの日の出来事を想像してほしいと伝えている。佐藤さんはゆずの2人に「未来を拓く」という言葉を伝えた。
