県庁では午前9時から、3回目の災害警戒対策本部会議が開かれた。県内で人的な被害はない一方、佐賀市内でクリークの法面が崩れたほか、テナントビルの外壁が崩落する被害が確認されたと報告された。熊本県への支援状況も報告され、県内各地から、「緊急消防援助隊」として21隊71人が派遣され、爆発が起きたイオンモール熊本での救助活動や、震度7を観測した宇城市の熊本南病院から熊本大学病院へ患者の転院搬送を行っている。県警からは昨夜「広域緊急援助隊」として36人が派遣されている。また県庁からは、熊本県庁と氷川町に、情報収集や調整を行うためのリエゾンが2人ずつ派遣された。氷川町のリエゾンからは、町内全域が停電しているうえ、断水で水不足の懸念があり、簡易トイレなどの支援を求める報告があった。このほか、災害派遣医療チーム「DMAT」が、県内の5つの病院から、5隊25人派遣され、現地で活動を始めている。被災地支援に取り組む公益社団法人「Civic Force」は、今日から緊急支援物資を送ろうと、車に積み込む作業などを進めている。物資は、経口補水パウダーや、冷却パックなどをまとめた熱中症対策キット、非常用トイレ、ポータブル電源、冷風機で、全国の個人や企業からの支援で用意したということ。今日午後に停電や断水が発生している熊本県氷川町に送られる。事業部マネージャーの後藤さんは「今まで準備してきた物がすぐに出せる状況にあるので、いち早く被災地に届けたい。暑さが厳しいので、少しでも快適に過ごしてもらえたらいいなと思う」と話した。
