公立中学校の休日の部活動の地域移行は教員の働き改革の一環として国が進めていて、広島県内では今年度から広島市や福山市、海田町など7つの市町で段階的にスタートしている。このうち広島市では外部の指導者を確保できた12校の合わせて14のクラブで土日の部活動を教員の立ち会わないモデル事業を今年7月から順次はじめる予定だったが2校でスタートできていないことが分かった。広島市では外部の指導者が現場を担う場合、急病やケガ人が出たときなどに複数で対応できるよう指導者のサポートにあたる支援員を配置することにしていて、市のホームページなどで募集をかけているがこの2校では確保できていないという。