(中継)イタリア・プーリア州。G7サミット2日目はまもなく始まる。注目されるのはインド太平洋経済安全保障のセッション。G7各国は中国自動車メーカーがEVなどを過剰生産している問題で懸念を示す見通し。岸田総理も尖閣諸島など東シナ海情勢、台湾問題などG7各国の認識の共有を図るものとみられる。また、AI=人工知能も注目のテーマ。ローマ教皇が倫理的な観点からAIをどう規制していくか議論に参加する他、去年のG7で日本が主導してまとめた「広島AIプロセス」が話題にのぼる見通し。政府関係者は「日本としての新たな打ち出しはなくとも去年の広島サミットの成果を議長国イタリアが引き継いでもらえば大きな実績となる」と話している。