日本の知見で危機のウクライナ文化財を救え。オデーサにある攻撃を受けた大聖堂。考古学者のリュドミラ・ミロネンコさんは、母国の文化財がおかれた厳しい状況を訴えた。キーウの研究所の収蔵庫には約160万点の考古資料が保管されていて、緊急時には避難させることを検討している。しかし収蔵品1つ1つの梱包が不十分なことなどから避難に向けた課題があるという。課題解決に向けて支援に乗り出したのは考古学者・庄田慎矢さん。庄田さんはミロネンコさんを招き日本の文化財保管の技術を数々紹介し、ミロネンコさんも「大変勉強になる」と話されていたとのこと。