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「康達盛通」 のテレビ露出情報

青森県のリンゴ農家にいたのは、果物を輸出するベンチャー企業の日本農業の内藤祥平CEO。マッキンゼー出身のやり手で、輸出用のリンゴの出来栄えの確認をしにきていた。リンゴ農家の齋藤さんは6年前に日本農業を通じて海外輸出を開始。内藤さんの会社の日本農業が独自に開発した青果速報では、出荷したリンゴの数や品質が把握でき、いくらで売れるかもわかる。内藤さんは売り先だけでなく、新たな栽培方法も提案していた。この緑色のリンゴには秘密があり、リンゴは日が当たることによって色づくが、赤くするには実の近くの葉を取る必要がある。全体的に赤くするためには葉を取ってりんごを回す必要があり、農家の苦労の賜物。リンゴ農家の仕事の6割とも言われる重労働はこれが常識とされてきた。葉をとらずに育てたリンゴは、葉の光合成による栄養で味が濃くなって水分が多くなる。日本農業では葉乃果というブランドで打ち出している。
内藤さんは、収穫を大変にしていた栽培方法も一新。高密植栽培は、細い気を80センチ感覚で配置。そうすれば通路から簡単に収穫が可能。しかも木を狭い感覚で植えるために、面積あたりの収量が3倍になる。農家の手間を徹底して省いて作られた黄色いリンゴ。農家は作業の負担を減らし、輸出によって売上を伸ばせるという。
青森県弘前市にある巨大なリンゴの施設。日本農業はその一角を間借りし、支社を置いている。起業したのは10年前で従業員は国内外に182人。日本の農産品をアジアやアメリカに輸出し、売り上げ高は87億円に。社員は30代が中心で、多くは異業種からの転職者。横浜生まれの内藤さんも農業とは無縁だった。高校生頃に自転車で日本を縦断し、全国の農家の窮状を知った。なんとか救えないかと考えたが、大学に入学するとアメリカやブラジルに留学し、世界の農業を学んだ。そこで実感したことが、日本の農業は経済的にうまくいないが、圧倒的に商品の品質は美味しいという。稼げるものに変えるためにマッキンゼーに入社し、志願して農業系の企業を担当した。青森のリンゴの生産量は、この10年で2割上減少している。その要因は農業人口の減少。そこで作業を楽にすることで、後継者を増やす取り組みをしている。リンゴの傷や色づきは、農家が目で見て仕分けていたが、リンゴをレーンに置くだけでAIとカメラリンゴを回しながら運ぶことで表面の傷や色づき、蜜の入り具合まで1秒間に8個選別できる。
9月下旬、リンゴの輸出拡大に向けてできの良いリンゴを台湾に輸出しようと考えた。並んでいたのは黄色いリンゴ。内藤さんから黄色いリンゴの販売を託されたのは台湾支社長の小野さん。葉を取らないために、手間が省ける黄色リンゴだが、赤い色が好まれる台湾で、勝算はあるのか?台湾に戻った小野さんは、早速黄色いリンゴの営業をかけた。地方銀行から日本農業に転職して2年。台湾でのビジネスをたった一人で任されている。10月5日に、小野さんが向かったのは台湾で270展開する大型スーパーの本部。交渉のテーブルには生鮮食費の責任者が直々にテーブルに付いた。まだまだ認知度が低い黄色いリンゴだったが、良い返事はもらえなかった。

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