宮交仙台高速バスセンターで高速バスの料金をお支払いする代わりに家を見せてもらう企画を実施。出会ったのはやまとくん(13歳・中学2年生)とたいらくん(11歳・小学6年生)の兄弟。青森・弘前の祖母の家へ行くという。バスに同乗して家までついて行った。高速バス代は2人で9,000円(小学生3,000円、中学生6,000円)、移動時間は4時間20分、移動距離は330kmだった。岩手県の前沢サービスエリアで休憩。りんごのハイチュウを購入した。弘前バスターミナルに到着すると兄・ゆうさくさん(17歳・高校3年生)が待っていた。5人きょうだいで上から2番目。祖父・大和田強さんが運転する車で自宅へ向かった。強さんは弘前大学で事務員をしていたという。家にはいとこの家族もいて、子どもは全部で10人いる。2人はまだ来ておらず今は8人だという。祖母・ゆうこさん(73歳)の自宅は持ち家。間取りは8LDKで築47年。ゆうこさんの長女・まゆみさん(48歳)ファミリーは東京から。子どもは長女よしはさん(18歳・高校3年生)、ひろさん(14歳・中学2年生)、しゅんさん(12歳・中学1年生)、けいくん(7歳・小学2年生)の4人。やまとくんたちの母は次女。長男の子・えいとくん(7歳)は弘前に住んでいる。毎年子ども3人・孫10人が帰省するという。家の裏には川が流れるなど自然がいっぱいだった。冷蔵庫の中はパンパンで卵は5ケースあった。お盆は食費が普段の10倍、1日3食で1万円くらいになるという。りんごも冷えていた。りんごジュースとりんごを孫たちへ送っているという。洗濯物も大量にあるため、祖母が寝るのは夜中1時だが、朝4時に起きて野菜やりんごの世話をする。夕食は毎日8合炊き。孫は私たちが生きてきた証、自分の道を進んでくれればいいと語った。バスセンターで大和田さんの家について行ったら…夏の終わりに笑い声が溢れる日本の原風景を味わえました。
住所: 青森県弘前市大字駅前3-2-1