体操・橋本大輝に密着。去年9月、日本代表合宿に参加。入念な準備運動と各種目の基本的な動きを確認後、技の練習を始める。仲間との食事ではムードメーカーに。男子体操の競技は6種目で合計点で争うのが個人総合。橋本選手は東京五輪、2022年世界選手権でも金メダルを獲得。個人総合で連覇を達成。団体でも金メダルを獲得し3冠を達成。
橋本選手の強さの秘について冨田洋之コーチは自分の体がどうれぐらい折れ曲がっているか、離した瞬間足がどこにあるのか、すべて把握している。器具の変化やその日の調子を瞬時に把握し空中で修正をかけて成功へ導いていると語った。修正力のポイントは体と鉄棒の距離。技の途中で異なる動きを加え距離を調整している。
大会には最大のライバル、中国のエース・張博恒が参加していなかった。アジア大会で優勝し、得点だけでみると橋本を上回っている。中でも大きく差をつけられたのが「つり輪」。橋本選手の苦手種目で課題を映像で確認しながら練習していた。つり輪の握り方を見直そうとしており、小指と薬指に力を入れることで体を支えやすくすると考えた。橋本選手は分かるまでやり続けるしかないと話した。
橋本選手は6歳で体操を始めた。ジュニア時代の恩師・山岸さんはよく練習する子だった。体育館に入る前にやることが頭の中に入っている。身体能力がすごいというわけでもないが全部全力でやりすぎて怒ったと話した。頭角を現したのが高校時代。強豪・市立船橋への進学が転機となり、世界の頂点へと駆け上がった。11月中旬、橋本選手は年内最後の大会を控えていた。実践的な練習では得意の鉄道で落下を連発。試技会でも落下し、空中の修正力が機能してなかった。その時、高校時代の恩師・神田さんがやってきて「つま先が緩んでるから全身に力が入ってない」とアドバイスされた。
11月26日、橋本選手は年内最後の「全日本団体選手権」へ。つり輪、鉄棒で圧巻の演技を披露。普段の大学生活では要領よく単位を一つも落としておらず、卒業論文は体操について書いていた。つかの間の休息はゴルフの打ちっぱなしを楽しんでいた。
橋本選手の強さの秘について冨田洋之コーチは自分の体がどうれぐらい折れ曲がっているか、離した瞬間足がどこにあるのか、すべて把握している。器具の変化やその日の調子を瞬時に把握し空中で修正をかけて成功へ導いていると語った。修正力のポイントは体と鉄棒の距離。技の途中で異なる動きを加え距離を調整している。
大会には最大のライバル、中国のエース・張博恒が参加していなかった。アジア大会で優勝し、得点だけでみると橋本を上回っている。中でも大きく差をつけられたのが「つり輪」。橋本選手の苦手種目で課題を映像で確認しながら練習していた。つり輪の握り方を見直そうとしており、小指と薬指に力を入れることで体を支えやすくすると考えた。橋本選手は分かるまでやり続けるしかないと話した。
橋本選手は6歳で体操を始めた。ジュニア時代の恩師・山岸さんはよく練習する子だった。体育館に入る前にやることが頭の中に入っている。身体能力がすごいというわけでもないが全部全力でやりすぎて怒ったと話した。頭角を現したのが高校時代。強豪・市立船橋への進学が転機となり、世界の頂点へと駆け上がった。11月中旬、橋本選手は年内最後の大会を控えていた。実践的な練習では得意の鉄道で落下を連発。試技会でも落下し、空中の修正力が機能してなかった。その時、高校時代の恩師・神田さんがやってきて「つま先が緩んでるから全身に力が入ってない」とアドバイスされた。
11月26日、橋本選手は年内最後の「全日本団体選手権」へ。つり輪、鉄棒で圧巻の演技を披露。普段の大学生活では要領よく単位を一つも落としておらず、卒業論文は体操について書いていた。つかの間の休息はゴルフの打ちっぱなしを楽しんでいた。