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「彰子」 のテレビ露出情報

千葉・銚子市の圓福寺には鎌倉時代初期につくられた源氏物語の「幻」の写本が所蔵されている。平安時代、1枚の和紙をいくつかに分割し、製本された。物語の創作は仏教上、嘘をつく罪と考えられ、和歌、漢詩と比べて劣位だったという。和紙づくりには膨大な時間と労力を要し、長方形よりもコスパのいい正方形で本が作られたと考えられる。番組の調査の結果、源氏物語を作るのに507枚の和紙が使われたと推計。だが、紫式部の日記を紐解くと、清書するまでに下書き、推敲を重ねたといい、書き損じもあったと考慮すると、2000枚以上は必要だったとされる。
平安時代、朝廷が運営していた紙屋院で紙がつくられた。役人が公文書を書くのに使ったため、大河ドラマで時代考証を務める倉本一宏氏は「紫式部が個人的に手に入れたということはない」と話す。また、市場で売られてすらいなかった。紫式部が大量の和紙を手に入れるとするなら、藤原道長が有力候補。国宝に指定されている「御堂関白記」は26年にわたる道長の日記で、十分な和紙を入手できたことを示している。倉本氏は「源氏物語は最初から道長の援助があって書き始めた」、「どれだけ増えても紙はやってくる自信があったから、書き始められた」と推理する。道長は娘の彰子を一条天皇の后にし、天皇が足繁く通うよう、紫式部に源氏物語を執筆させたという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月4日放送 0:35 - 1:34 NHK総合
ザ・プロファイラー 〜夢と野望の人生〜書き尽くせぬ思い「源氏物語」作者 紫式部
源氏物語の登場人物は400人以上で、60種類以上の文献を参考にしている。紫式部は、藤原道長の娘である彰子に仕えていた。彰子は、一条天皇の妻。

2024年8月28日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
道長の娘、彰子が一条天皇の后になった同日、定子が一条天皇との間に皇子を設ける。紫式部が彰子に仕えたのは1006年頃で、2年後に彰子は皇子を出産する。一般的には紫式部は夫に先立たれ、悲しい心を慰めるために源氏物語の執筆をスタート。評判が道長の耳に入り、彰子の女房に抜擢されたとされている。河合敦氏は源氏物語の執筆にどれだけの和紙が必要だったのかという視点からの調[…続きを読む]

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