先週、50代前後のミドルシニアが直面する役職定年について当事者の体験をこの番組でお伝えしたところ多くの方から意見が寄せられた。東京の60代女性は「年功序列、終身雇用が当然のごとく生きてきた現ミドルシニア世代が突然役職を外されたとき自身の思考をどう前向きに据えるかが大切なことだと感じさせられた」。神奈川県の60代男性は「役職定年を迎え中小企業に転職した。中小企業はかなりの人手不足で50代、60代の方も活躍の場があると強く感じる」。千葉の50代の女性「役職定年の単純廃止には反対。給与が急に減ってモチベーションが下がるのは分かるが、そもそも年功賃金の制度を一緒に見直さないと既得権益の拡張だ」また東京の60代の男性からは「役職定年で再雇用でも辞めないほうがずっと有利。再就職を目指すとスタートは最低賃金からとなる」と指摘があった。今週の木曜日には女性のキャリアについて取り上げる予定。