きのう、長野県と岐阜県の県境にある御嶽山の噴火災害から10年になるのを前に、遺族による慰霊登山が行われた。慰霊登山は遺族の有志が毎年7月末に実施しており、今年は5組13人が参加。3時間半ほどかけて山頂までたどり着き、祈りを捧げた。息子を亡くした荒井寿雄さんさんが「お父さん、頑張って来たよ…」と、父親を亡くした松井登輝也さんが「父を近くに感じられる所に足を運べたのはすごっく良かった。長くもあるし、もう10年なんだなという気持ちもあります」とコメント。御嶽山の噴火は2014年9月27日に発生。58人が死亡し、今も5人の行方がわかっていない。