東日本大震災の発生からきょうで15年。現在も2519人の行方がわかっていない。巨大な津波が東北を襲った15年前の東日本大震災では、1万5901人が亡くなった。避難生活などで震災に関連して亡くなった人は3810人に上っている。東京電力福島第一原発の事故の影響などで県内外に避難している福島県民は、今も2万3410人。住民の帰還が実現していない福島県内の6市町村の特定帰還居住区域では、国が除染やインフラ整備を進めており、2026年度から避難指示を解除していく方針。除染土は1400万立方メートルが福島県内の中間貯蔵施設に保管されており、2045年までに福島県以外で最終処分することが決まっている。廃炉に向けて作業を進めている福島第一原発では、1号機と2号機の使用済み燃料プールに合わせて1007本の核燃料が残されており、2026年度から取り出しに着手する計画。原子炉の中で溶け落ちたあと冷えて固まった880トンに上る燃料デブリは、試験的に0.9グラムを取り出したが、本格的に取り出す方法については検討が続いている。東京電力はことし1月、柏崎刈羽原発6号機の原子炉を起動し、福島第一原発事故後、東京電力として初めて原発を再稼働させた。
