徳島市立徳島城博物館が毎年開いている企画展では会場に江戸時代中期~昭和初期にかけてのひな人形やびょうぶなど約50点が展示されている。このうち、今回新たに寄贈された「名古屋雛」は江戸時代後期以降に作られたもので、男雛は京都で作られた京雛の特徴があるが、女雛は袖が垂れ下がって袖口に刺繍が施されるなど江戸雛の特徴がうかがえ、東西のひな人形の特徴が取り合わされた様式となっている。「次郎左衛門雛」は幕府の御用雛師が考案したとされ、丸い頭に引き目とおちょぼ口が描かれた可愛らしい顔立ちが特徴のひな人形で大名や公家に愛されていたという。企画展は4月5日まで開かれている。
