阿佐海岸鉄道は徳島県南部と高知県東部を結ぶ路線を運行していて、沿線自治体などが出資する第3セクター。このほど発表された昨年度決算によるとDMVの利用客は去年11月以降車両の不具合や点検による運休・減便が相次いだことなどから前年度比約2300人少ない2万3000人余りとなった。これにより運輸収入は1600万円あまりと前年度比約14%減少した。車両修理や検査費用も膨らみ、こうした結果最終的な損益は9100万円余りの赤字となり平成4年の開業以来34年連続の赤字となった。DMVの運行をめぐっては今年5月下旬から車両の不具合や検査のため全便が運休し今後の安定運行が課題となっている。阿佐海岸鉄道はさらなる経済改善をはかるとともにDMV運行再開に向けて全力を尽くしたいとコメントしている。
