次の視点は当時20代の思想家だった内田樹。「木枯し紋次郎」と「必殺仕掛人」が放送されたときは学生運動が沈静化していたころだったという。内田樹は「木枯し紋次郎」と「必殺仕掛人」について「勧善懲悪ではなく、完全無欠な無垢なヒーローというのは今の時代はありえないという思いを当時のみんな持っていたのではないか」と語った。現在こうしたアウトローが現れたらどう受け止められるのか内田樹に聞くと「あまりマッチしてないと思う」と語った。
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