クロスマーケティングが実施した調査によると、どんな忘年会がいい?との問に対し、「久しぶりに会う知人・友人と飲みたい」が1位。注目したのは4位の「お酒よりも食事を楽しむ会にしたい」。近年、お酒は飲まない・少量が増えている。町の居酒屋では売り上げが大きく減少するなど厳しい状況に置かれている。根室食堂・平山店長は「例年だと食事が60%、飲み物が40%だったのが、最近だと食事が70%、飲み物が30%。3割も売り上げがダウンしている。来年の実績もあまり見込めないと思う」と話す。根室食堂は新橋の賃料が高いため、渋谷に移転を計画。平山店長によると、忘年会の件数は確実に減っている。客層も若い人が増えていて「とりあえず生ビール」という感じが減ってきている。帝国データバンクの調査によると、大規模な宴会から少人数でカジュアルな飲み会へ変化。物価・人件費・光熱費の高騰が居酒屋かの経営を圧迫。居酒屋の倒産件数は今年11月まで203件と過去最多。「日本の居酒屋文化は外国人が喜ぶところでもある。こういう火が1つ1つ消えていってしまうのは寂しいなとも思う」等とコメント。