巨大骨格標本だけでも高額だが、規模の小さい町営博物館でやっていけるのか。御船町観光協会では化石発掘体験をやっており、年間全国から約1万2000人の参加者が集まるという。その化石発掘体験の売り上げは年間約1000万円ほどだという。化石発掘体験は大人1200円、子ども700円で見付けた化石は1人1個まで持ち帰れるという。その他、恐竜グッズや恐竜公園で販売されている恐竜ソフトなど恐竜関係の売り上げ総額は約2500万円にのぼるという。また、1996年に御船層群から翼竜の化石が発掘されたが、それが今年の5月に新種だと判明。これを受けて町では翼竜ソフトを販売。他にも恐竜シフォンケーキや飲むお酢ザウル酢など御船町ならではの恐竜グッズが町のいたるところで販売されている。さらに、毎年恐竜の着ぐるみ運動会を開催。恐竜による経済効果は抜群で、御船町は小さな町にもかかわらず恐竜で絶好調だった。