愛知県立衣台高等学校では、450人の生徒のうち、およそ3割りが外国にルーツを持っている。この学校では自動車関連企業があり、そこで働く外国人が多いためである。この学校では外国ルーツの人を対象に日本語の授業を行っている。この授業では母語の使用が可能。ポスタダン・マイカさんは家族6人暮らしで4年前に来日。マイカさんは もともと勉強が得意だったが、日本の学校に通い始めてから日本語が難しく、授業についていけず自分に自信をなくしていった。マイカさんは日本語の授業で2つの言語で作文をすることで変わった。日本語の授業を担当する大西先生は、母語と日本語の作文をつくることで日本語だけでは知り得なかった生徒の力を何度も気付かされると話した。
この日は日本で弁護士として活躍する日経ブラジル人の人に半生を聞いて記事にまとめる授業。マイカさんのメモを見てみると、母語と日本語が混ざったメモが書かれている。さらに議論の場では、母語と日本語を使うことで自由に深く考えることができる。生徒は母語や日本語を使いながら内容をまとめ、日本語に変換していく。マイカさんは母語OKの授業で考えを深められるようになってから日本語が急激に上達した。
この日は日本で弁護士として活躍する日経ブラジル人の人に半生を聞いて記事にまとめる授業。マイカさんのメモを見てみると、母語と日本語が混ざったメモが書かれている。さらに議論の場では、母語と日本語を使うことで自由に深く考えることができる。生徒は母語や日本語を使いながら内容をまとめ、日本語に変換していく。マイカさんは母語OKの授業で考えを深められるようになってから日本語が急激に上達した。