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「憲政記念館」 のテレビ露出情報

太平洋戦争が始まる前、帝国議会で軍部を批判した政治家がいた。斎藤隆夫。戦争に対する国民の犠牲を歴代の政府は忘れている。この演説はのちに「反軍演説」と呼ばれた。兵庫県豊岡市に斎藤隆夫の足跡がある。常に自分の信念を貫く政治家だったという。戦争を否定していたと言っていたとのこと。軍部に声を上げるのは自分しかないという思いがあったのだろう。その頃、日本は戦争への道を進み始めていた。1937年に勃発した日中戦争が長期化していた。講話の見通しも立たぬまま戦争を続ける政府。斎藤隆夫は声をあげた。「国民に向かって犠牲を要求するばかりが政府の能事ではない。ただいたずらに聖戦の美名に隠れて国民的犠牲を閑却し、国家百年の大計を誤るようなことがありましたならば、現在の政治家は死してもその罪を滅ぼすことは出来ない」と述べた。軍部は、この演説に、聖戦への冒涜と批判。政治家の多くは軍部に同調。斎藤隆夫は議会を除名された。しかし、国民の反応は違った。斎藤隆夫の元には激励や感謝の手紙が全国から700通以上届いた。しかし、軍部の圧力に屈し戦争へと突き進んだ。反軍演説から85年、斎藤隆夫を知る坂本雄作さんは、今こそ必要な政治家だという。
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