2000年の12月31日、世田谷一家殺害事件が発覚。現場となったのは都立公園の一角にあった住宅で、親戚が屋内で倒れていた4人を発見して通報したことから始まった。この事件の捜査開始からは8000日以上が経過したが、未だに犯人は明らかとなっていない。警察の発表では犯人が屋外から侵入し、長男を絞殺後に家主の男性を持っていた刃物で殺害、最後に被害者宅の包丁で妻と長女を刺殺したとみられている。犯人は事件後しばらく被害者宅で過ごしていたとみられ、現場には着用していたとみられるトレーナーなど大量の遺留品が残されている。通報時に親戚は被害者宅の電話線が切られていると伝えており、警察本部は現場の保存に注意を払うように所轄の警察署に命じていた。