きょうは世田谷区、新宿区、立川市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。口止めの「秘密保護法」に注意。ことし2月、都内の60代の女性の自宅に携帯電話料金の不払いがあり、不明な場合は「9」をという電話が自動音声でかかってきた。女性が9をプッシュするとカスタマーセンター担当者につながり、名義が不正利用されていて警察につなぐとされた。捜査員を名乗る相手がマネーロンダリングの容疑者なのでLINEで事情聴取をするなどとして、警察手帳の写真を送ってきたという。相手は秘密保護法と書かれた文書の画像を送りつけ、捜査情報は家族にも言わないでほしいとされた。女性は口座やカード番号を伝えてしまったが、翌日に警察に電話しだましとられる前に詐欺だと気づくことができた。トークアプリ内で警察手帳や逮捕状を示すことはない。