「体感リモコン」は特殊なカメラで利用者の目の動きを分析することで裸眼でも3D映像を見ることができ、さらに握っているリモコンも映像の内容に合わせて温度が変化したり臭いがしたりすることなどから、より臨場感のある映像体験を味わえる。「半球表示装置」は半球形のスクリーンで、スクリーンの前に立つことでヘッドマウントディスプレイを使用しなくても映像の中に入ったかのような体験ができる。この映像を撮影したのは30K 360度カメラで、6つのレンズで上下左右の全方向を1度に高画質で撮影できる。他にも技研では人間の動きを3Dキャラクターに落とし込み、スタジオセットに登場させる技術なども開発している。