自民党の公認問題について。裏金議員の非公認の対象は選挙での非公認よりも重い党員資格停止を受けた西村元経済産業大臣、下村元文科大臣、高木元国対委員長の3人。更には党の役職停止が現在も続いていてかつ政倫審にも出席していない3人。加えて説明責任を果たさず地元の理解が十分でない議員も含めると10人以上が非公認になるのではという見通し。公認について自民党の森山幹事長は「全く当選の見込みのない人を公認することは避けなければいけない」と言及。石破総理は政治資金パーティーを巡る不記載があった議員に関しては比例名簿への登載はしない。退路を断って有権者の審判に当落を委ねると話している。そして、あすまでに公認を最終判断していくという。自民党・井上信治都連会長は「なぜもう少し早く判断をしていただけなかったのか」とコメント。非公認になると公認料などの支給はない。供託金も小選挙区300万円を自己負担。政見放送もできない。選挙運動に関しても党幹部への応援はなし。ビラの枚数や選挙カーの制限などもある。最も影響が大きいのは公明党の応援を得られないこと。岩田さんは、「比例名簿もしっかり埋めていかないと名簿が足りなくなるということもあり大変なことになる。公明党は石井代表に変わって初めての選挙なので、公明党にとっても大事な選挙。クリーンな政治の実現を掲げているので政治のカネの問題が一番許せない問題。公明党の支持を得られないというのは今回自民党にとって影響がでてきそう」などと述べた。