旧文通費とは、国会議員に毎月非課税の100万円が支給されるもので使い道の公開義務はない。これは歳費やボーナスとは別のもので、“第二の給料”とも呼ばれている。橋下徹は「非課税になるのは経費にするから。民間人は経費にしようとすると領収書を出さないといけない。国会議員は領収書がいらないというとんでもないお金」と語る。使い方についても、調査研究、広報、国民との交流など緩い。公開できない理由については「機密情報を扱う会合のお金に使っている」「歳費では足りない。減ったら活動を狭めることになる」などの声もあるという。 橋下徹は「今回の政治とカネの問題の根源は旧文通費だと思う。これがあるから収支報告書に載せないことが当たり前になってきている」などと述べた。岸田総理はきょう「支出可能経費の確定と支出の公開のあり方について議論を再開することを指示した」と発言した。西垣壮一郎は「覚悟の足らない発言に聞こえた」と話した。