自民党の派閥の政治資金事件を受けて設置された衆議院の政治改革特別委員会が、きょう初めて開催される。今月11日に設置された特別委員会は、後半国会の最大の課題となる政治資金規正法の改正などを議論する。初めての審議は午後1時から行われ、与野党7会派が約10分ずつ意見を表明する。収支報告書を巡る議員本人の責任の厳格化は各党おおむね一致していて、選挙違反での「連座制」のような制度を導入するかが焦点。岸田首相は、この国会での法改正に意欲を示していて、国民の信頼回復に向けた与野党の論戦が繰り広げられる。
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