スマホの教育系アプリDL数ランキングでは、AI英会話アプリが3つもランクインしているという。去年2月から日本でAI英会話アプリの提供を始めたスタートアップ企業は、義務教育で英語を学んでいるにも関わらず英会話ができない日本に、特に重点を置いているという。ユーザーが言葉に詰まると生成AIがヒントを提示するなどが特徴で、より自然に会話できるアドバイスなどを提供している。すでに導入している企業ももあり、大手飲料メーカーでは海外での製造・販売部門を中心に、商談の練習などにAI英会話アプリを活用しているという。立命館大学の山中教授は、AIによって仕事が奪われる懸念もあるが、読み書き中心の今の英語教育を生成AIがいい意味で変えていけるきっかけになっているのではないかと指摘している。