Bリーグの成長の立役者がチェアマンの島田慎二さん。旅行会社の営業から2012年に千葉ジェッツの社長となり、2020年からBリーグのチェアマンに。今年日本バスケットボール協会の会長に就任した。異例の兼任を決意した理由は危機感。島田さんは倒産寸前だった千葉ジェッツの経営を立て直し、1年で黒字に。資金をチーム強化に生かし、リーグ屈指の強豪に成長。その経営手腕を評価され、協会の会長を託された。検討しているのが海外との連携強化。強豪国との国際試合開催などを模索し、資金を集め代表強化を図る計画だ。さらに現場と直接コミュニケーションを取る力も期待されている。
