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「文部科学省」 のテレビ露出情報

小学校で飼育する動物に注目する。夏休み、動物のお世話のために学校へ通ったという人も少なくないのではないだろうか。ただ、今、こうしたウサギなどをはじめとする動物を飼育する学校というのが減少している。かつて見られた光景が様変わりしている背景には何があるのか、現場を取材した。京都市伏見区にある竹田小学校。校庭の隅に残っているのは空のウサギ小屋。児童への教育効果を期待し飼育していたウサギ。しかし7年前に近所の教育施設などに譲り、学校での飼育をやめた。理由の一つが休日の世話だった。夏休みなどの長期休暇には教員が定期的に学校へ通って世話をしており負担になっていた。さらに厳しい夏の暑さや冬の寒さの中、屋外飼育を続けることでウサギの健康を害してしまうという課題を抱えていたことも要因になった。今、動物を飼育する学校の割合は減少を続けている。大阪府では、2007年度には8割近くの小学校が動物を飼育していたが、昨年度は2割ほどまで減少した。10年以上にわたり学校での動物飼育が子どもの心に及ぼす影響について研究してきた中島由佳教授。中島教授が全国2000の小学校を対象に行った調査。長期休業中の世話や病気などの措置、子どものアレルギーや感染症など多岐にわたる要因で飼育することが難しくなっている現場の現状が浮かび上がってきた。教員の働き方改革など学校を取り巻く環境が変化する中で学校現場だけで動物飼育を維持することには限界があると指摘する。
こうした中、地域と連携し従来とは異なる形で動物の飼育を続ける学校もある。愛知県にある十四山西部小学校。この日行われたのはモルモットの観察授業。実はこの学校のモルモットではない。県内の動物病院から1か月限定で借りてきたモルモット。愛知県獣医師会が4年前から始めた貸し出し事業を利用することで児童が動物に触れる機会を設けている。獣医師会は県内の小学校に餌やケージなどすべての飼育道具を無償で提供。会に所属する獣医師が授業への協力に加えトラブルがあった際の教員のサポートに回る制度を整えている。さらにこの学校では週末になるとモルモットが児童の自宅にホームステイする。希望する複数の家庭が交代で飼育することで教員の負担軽減につながっている。1か月という短い期間ではあるが、教員の負担も軽減され、子どもたちも学校や家庭での世話を通じて周囲のことを考えて行動できるようになった。動物飼育なのだが、そもそも明治時代に小学校での動物飼育というのは始まったとされている。そして平成元年から学習指導要領にも規定されたということもあって慣習的に続けてきたという学校側の声も取材で聞かれた。学校での動物飼育の現状について文部科学省に聞いたところこのように答えている。「学校における継続的な動物飼育を行うことは意義がある。適切に飼育できる動物を選ぶ必要性や教師の過度な負担にならないよう配慮した飼育環境の見直しを行うように改善を促している」ということだった。日本動物福祉協会の調査員で獣医師の町屋奈さんにも話を聞いたところ「子どもの情操を育むためには動物が快適な環境で過ごしていることが大前提。猛暑などの悪天候や災害時に犠牲になってしまうことなどによってその目的が果たされない場合もある。社会の変化に合わせて人手や予算などの環境を整えられる学校が選択的に飼育できるように学習指導要領の見直しも検討するべきだ」ということ。環境や学校を取り巻く変化に合わせて持続可能な方法を考えていく必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月17日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
2013年、当時の安倍元総理大臣が旧統一教会の会長らと面談していたとみられると朝日新聞が報じた。政府はコメントは控えるとしている。盛山文科大臣は「こういうことがあったのかなと思ったということに尽きます。当省としては特にコメントする立場にはありません」。森屋官房副長官は「自民党の調査に関する事柄であり政府の立場でコメントすることは差し控えさせていただく」と述べ[…続きを読む]

2024年9月17日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!JNN NEWS
JSCの国立スポーツ科学センターが、2017年からトップアスリートの遺伝子などと成績・ケガとの関係を分析・研究していたものの、「差別につながる」との懸念の声があがり2年前に研究を停止していたことがわかった。JSCは「薬物を摂取していないのに遺伝子によりドーピング検査で陽性になる可能性があり、こちらの研究は続ける」と文部科学省に説明したという。

2024年9月17日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本イラスト解説 ここに注目!
能登半島地震から8ヶ月余り。災害の発生直後は自治体は災害復旧や生活支援への対応に追われて、学校の再開など子どもたちの学びが遅れるといった指摘もある。木村祥子解説委員が「能登半島地震では全国から教職員が660人を超える教職員やスクールカウンセラーなどが被災地に入り、学校の再開や子どもたちの心のケアなどに当たっていた。地震の発生直後から被災地に入って活動していた[…続きを読む]

2024年9月15日放送 5:50 - 8:30 テレビ朝日
サンデーLIVE!!注目ニュース この後どう動く?
自分たちで見つけた疑問を探究し、その結果をプレゼンして日本一を決める大会「Q‐1」。出場者はイノベーター(革新者)と呼ばれる。3回目を迎える今年は全国120チームが参加し、決勝に残ったのは4チーム。それぞれ研究分野は違うが、どれも時間と情熱をかけて研究してきた。年を追うごとに高度になるイノベーターの探究。審査するのは各分野のトップクラスの研究者、経済産業省、[…続きを読む]

2024年9月14日放送 4:00 - 4:45 TBS
TBS NEWS(ニュース)
文部科学省がオリンピックやパラリンピックの出場経験があるアスリートを教員として採用しやすくする仕組みづくりに乗り出した。教職に関心のあるアスリートリスト作成、優先的に定数を超えて採用できる措置をすすめるという。

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