- 出演者
- カズレーザー(メイプル超合金) 岩田絵里奈 山本浩司(タイムマシーン3号) 関太(タイムマシーン3号) バービー(フォーリンラブ) 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 安斉星来
今回は、日本の食卓を変える!食の大発見SP。
高血圧について、専門家・中村先生が解説した。特にこれからの季節、スポーツドリンクの飲み過ぎによる塩分過多や室内外の温度差で血圧が乱高下。知らぬ間に高血圧の危険にさらされている。今回は、高血圧を改善する旬の夏野菜とその効果をブーストさせる料理を専門家が教えてくれる。
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- 日本高血圧学会
高血圧に効く夏野菜は”ナス”。ナスに含まれている”コリンエステル”が高血圧改善に役立つとのことだが、他の野菜に比べ約3000倍のコリンステルが含まれている。これほど多く含まれている理由は、ナスの驚異的な成長スピードにあるという。ここでコリンエステルと高血圧について、専門家が解説した。
実際にナスを食べるだけで血圧が下がるのか、血圧に悩むバービーと関が検証した。専門家が同行し、選び方や食べ方まで伝授する。コリンエステルの多いナスの見分け方を専門家が解説。更に調理する際に、生でカットするとコリンエステルが減少してしまうと言い、切る前に加熱するのが良いとのこと。電子レンジで加熱することで、コリンエステルの吸収率が約2倍に増える。最強の食べ方は、油で揚げること。これによりコリンエステルが計4倍に増える。ここでナスを食べる前に2人の血圧をチェック。2人ともかなり高い数値がでている様子だった、この後ナスを実食して再度血圧を測定。
実際にナスを食べるだけで血圧が下がるのか、血圧に悩むバービーと関が検証した。即効性を検証するためナスを食べた後、10分ごとに1時間測定した。結果は、2人とも下がっていた。血圧低下以外にも、睡眠改善効果が期待できるとのこと。更にナスの味噌汁には相乗効果があり、味噌に含まれるトリプトファンで睡眠改善効果もあるという。他にも、ナスの効果をブーストさせる最強の食べ方として、ラタトゥイユや麻婆ナスなどがあると紹介した。
専門家・山本先生が養殖について解説。先生が独自に開発した”魔法の水”で養殖すると、魚の成長スピードが上がるだけでなく、うまさもアップすると言う。価格も抑えられ、天然ウナギの半額以下で売っているスーパーもある。専門家が、第三の水”好適環境水”について解説した。天候に左右されず病気にもなりずらいと、今世界中で注目される閉鎖循環式陸上養殖だが、海水の輸送コストがネックになっていた。その問題を解決するため、先生は”好適環境水”を開発。今年の夏には大阪・関西万博に出店中のくら寿司が、好適環境水で育てたマツカワカレイを手頃な価格で提供する予定。さらに、海水を使わないメリットとして寄生虫のリスクも激減し、生食が難しかった魚も生で食べられるようになるという。
さらに先生は、好適環境水を使用した新しい養殖スタイルを研究中だという。東岡山工業高校では、好適環境水を使って生徒たちが2年前から授業の一環で行っていることがある。
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- 岡山県立東岡山工業高等学校
東岡山工業高校では、好適環境水を使って生徒たちが2年前から授業の一環で行っていることがある。それは、魚を養殖しながら水耕栽培をするという。高級魚タマカイを好適環境水で養殖しながら、隣でバナナを栽培。山本先生が研究しているのは、農業と漁業を同じ水で同時に行う”農漁システム”。従来の養殖や農業に比べ約90%節水が可能で、化学肥料も不使用なため長期的に見てもコスパ最強のシステム。今では、小松菜や春菊など10種類以上の野菜を育てることに成功している。海のないモンゴル・ウランバートルで、好適環境水を使ってハタの養殖にも成功しているという。砂漠や寒冷地など場所を選ばず、どこでも養殖可能な好適環境水は今世界中から注目を浴び、タイやフィリピンで本来寒い場所を好むサーモンの養殖したいなど、山本先生のもとにオファーが絶えないという。
専門家・濱崎先生が魚の価格高騰や漁獲量について解説した。サバがマグロを産む、夢のような話を実現するのが世界初の技術”代理親魚技法”。この技法は、濱崎先生の師匠である吉崎悟朗教授が開発し、さかなクンも「奇跡のようだ」と大注目している技術。
サバがマグロを産む、代理親魚技法について専門家・濱田先生が解説した。絶滅危惧種の保護にも繋がる、代理親魚技法だが注目されるきっかけとなったのは意外なニュースだったと言う。それは2010年、クニマスは鮭科の淡水魚で元々秋田県田沢湖に生息していたが、1940年に絶滅したとされていた。しかし、さかなクンが山梨県西湖から取り寄せた魚を調べると、クニマスと判明した。70年ぶりにその姿が確認され、世紀の大発見となった。そして2016年には、山梨県の水産技術センターによってクニマスの繁殖に成功。この時に使われた技術が、代理親魚技法だった。近い将来、サバが産んだマグロが実用化される見込み。するとスーパーに並ぶ魚も安くなるという、サバからマグロを生み出すことができればエサ代を削減できる上、養殖スペースも海の大規模ないけすから陸上の小型水槽へと縮小できる。大幅なコスト削減で、高級マグロを安くスーパーに並べることも夢ではない。更に代理親魚技法の最大のメリットは、おいしさ。油のノッたおいしい個体から細胞を移植し、おいしい魚が産まれるとのこと。代理親魚技法が普及すれば、おいしい個体の血統を増やせるためトロが赤身程度の値段になる日も来るかもしれないという。
専門家・濱田先生が代理親魚技法で新たな養殖技術を開発したという。それは、オスしか産まないトラフグで白子を量産すること。実際に6年前から下関市唐戸市場に出荷しているという。代理親魚技法を応用し、クサフグを親に遺伝的にオスしか産まないトラフグと、そこから生まれた全雄トラフグの開発に成功。これにより白子の安定供給が可能になった。
「カズレーザーと学ぶ。」の次回予告。
「news zero」の番組宣伝。”警報級”大雨「帰宅時間帯」直撃。
「ちはやふる -めぐり-」の番組宣伝。