- 出演者
- カズレーザー(メイプル超合金) 岩田絵里奈 内田恭子 長谷川忍(シソンヌ) SHELLY オカリナ(おかずクラブ) 武藤十夢 槙野智章 浮所飛貴(ACEes)
日本の大問題の解決法、芸能人が提言!令和の新法律SP。
問題山積の学校、苦しむ教師を救うべく切り込む。オカリナの提案「部活動の廃止&民営化法」。近年、中高教師の労働時間が超過しサービス残業が問題となる中で、部活動を民営化すれば先生の負担が減るのではとのこと。海外と比べても部活にかける時間は週7時間以上とダントツで長く、教師を志す人は年々減少し昨年度には採用倍率が過去最低になった。
- キーワード
- 文部科学省
賛成派には、SHELLY・槙野・長谷川・浮所。「教師を目指す人達が諦める原因」「教師自身の自分の時間を確保してほしい」「休みも返上して無償で対応していること」など現状に対する意見が上がっていた。また、反対派には、武藤・カズレーザー・内田「自身が部活動をやっていて必要な経験ができた」「理不尽さを経験しておくことのメリット」など生徒側の意見があがった。
専門家を交えてオカリナの提案を徹底討論。日本の教師は”教える”以外の仕事がたくさんあるとされ、さらに土日などの休日に部活指導などで勤務をしても課外労働の時給300円以下の人もいるという。さらに、公立校の先生は特別な法律”教職調整額”が適用されており、残業代の代わりに月給の4%の調整額を支給するというもの。あまりの低さにスタジオからは驚きの声が上がっていた。
専門家、岩田先生は反対派「部活動には教育的価値がある」「部活指導を目的に教師を志す人もいる」などと話した。内田先生は賛成派「未経験で顧問を任されることの苦痛」について話し、オカリナも「部活動を理由に教育実習で諦める人もいる」と話した。
- キーワード
- 文化庁
議論が白熱!見識者の意見は?小野先生は賛成派「学校生活がうまくいかない生徒もいるため、校外に濃い人間関係を作るのも子どもにとって良い」「教師も部活動がなくなれば、それ以外の手段で柔軟に対応する余裕ができる」と話した。内田先生も賛成派「部活動は教員の善意で担われてきた」「教員の定時内で行われていたらすごく良い」とのこと。
実際に民営化を進めている所もあるという。北海道留萌市では、NPOが学校に指導者を派遣し、外部指導者が部活動を指導しているという。実際に部活動の民営化を取り入れる予定の自治体は全国に約500あり、神奈川県大磯町では部活の一部を民間に移行。地域のスポーツ経験者や保護者などが謝礼をもらい休日に指導している。専門性の高い指導は生徒からも好評。現職の教員は平日のみに限定し、希望者は報酬をもらい休日指導が可能だという。
地方では過疎の影響でチームとして人数が成り立たない場合もあり、部活ではなく民営化となればチームを残すこともできるとの話題もあった。また、母親としての目線で「子どもにスポーツさせたい、本人もやりたがっている」が地域のチームが本気すぎて「スポーツを好きになる受け皿」がないと話た。
専門指導でレベルアップ、教師の負担も激減でいいことづくめの部活動民営化だが、教育現場の本音は?教師側、賛成派の意見は「民営化が当たり前」「授業で生徒の役に立ちたいのにそこにかける時間がない」などがあがっていた。神戸市は2026年度に部活動を終了し、地域のクラブ活動「コベカツ」が開始予定。民営化のデメリットは、各家庭の費用増加・送迎の負担増加・経済的体験格差・指導者の確保難などが考えられる。また、生徒側の意見は、反対派「教師との関わりが少なくなる」「青春や友情を深める場がなくなる」。賛成派「教師の数が足りず部活も減っている」「教師の生活も大事なのでは」とのことだった。
- キーワード
- KOBE◇KATSU神戸市(兵庫)
最終議論、カズvsオカリナ激突。部活動は不要だが、今まで顧問を受け持ってきた人たちの「自分もやったから次の世代もやれ」といい続ける人は変わらずいると話すカズと、声を上げ続ける人を黙らせるのは法律しかないと話すオカリナ。最終的に聴講生の意見はどう変わったのか。
オカリナ提案の「部活動廃止法」。賛成派4人・反対派3人だったが、最終的には賛成派3人・反対派4人となった。専門家も現状の部活動にはグレーゾーンは多すぎるため、柔軟に色んな部分を改善していく必要があると話した。また、カズレーザーは、当初の反対意見から賛成に変わり「オカリナの意見は重要」なのではと感じたと話した。
続いても問題山積の物流業界。配達員を救うべく切り込む。武藤の提案「再配達 有料化法」。ドライバーの高齢化と人手不足が加速する中、ネット通販の拡大で宅配便の数は年間50億個を突破。その1割が再配達となっている。配達完了で報酬が支払われるため、再配達はタダ働き。2030年の物流は約35%の荷物が届かなくなる可能性もあるという。賛成派には、内田・槙野・浮所・SHELLY「再配達が当たり前にできる状況から、お金がかかるなら”受け取らないと”に変える必要がある」との意見があがり。反対派には、オカリナ・カズレーザー・長谷川「独り身では”必ず”は受け取れない」「”再配達”を有料にする必要はない、他に対処法がある」などの意見があった。専門家を交えた議論でどう変わるのか。
- キーワード
- 国土交通省
専門家3人を交え徹底議論。矢野先生は賛成派「配送には人も時間もかかっている」「再配達は効率化を妨げている」と話した。また、”送料無料”という表現についても説明した。実際の配達員の様子に密着。配送歴2年の柳谷さんは、午前9時に軽トラックに荷物を積み川崎の倉庫から東京へ向けて出発。1日平均100個配送が普通になり、キツくて退職する人が後を絶たないという。勤務は繁忙期の今、週6日でシフト制。一つの荷物にかけられる時間は単純計算で4分。どんなに重い荷物も1人で運ぶ。地図にない新築の家は探すのが大変。在宅中でも電話や会議で渡せない。昼食を取らずその間も荷物を運ぶ。など、過酷すぎて柳谷さんは14kgも体重が落ちたという。再配達に費やす時間は年間592時間、配達員の給料に換算すると年間約118万円損していると言われている。さらに追い打ちをかけているのが、物流の2024年問題。働き方改革によるドライバーの時間外労働規定なども影響している。そんな中でも、お菓子などの差し入れはうれしいと話す柳谷さん。この日、午前9時から午後10時半まで勤務となった柳谷さん、再配達の数は20個。これでも順調な方だと話した。
- キーワード
- 帝国データバンク
配送ドライバーのリアルを見て、スタジオからは悲痛の声が上がっていた。再配達は”色んな理由”で起こっているため、責任の所在が決められない。しかし、このままでは2030年の物流は約35%の荷物が届かなくなってしまう。厳しい現実をどう変えていけば良いのか。
- キーワード
- 国土交通省
物流クライシス待ったなしの中、武藤が提案した「再配達 有料化法」。再配達を減らしドライバーの負担を軽減するには、どうしたら良いのか。今、大手宅配会社も翌日配送区域を限定しているという。また、余裕ある日時配送でポイントを還元するなどの動きも一部あるとのこと。コンビニ受け取りなど再配達を減らす選択肢は増えているものの、チルド類が預けられないなど、利用できる商品・スペース・事業者の限定などの問題がある。置き配は、盗難や誤配が年々増加傾向にあり補償が適用されないケースも。決定打が見えない中、最終議論へ。最初、賛成派は4人・反対派は3人だったが結論はどうなるのか。
- キーワード
- 江東区(東京)
武藤提案の「再配達 有料化法」聴講生の結論は。賛成派が5人、反対派が2人となった。賛成派の長谷川は「有料化だけでなくドライバーを増やす努力など物流の流れが変わることに賛成」と話した。また、賛成派から反対派に変わった内田は「消費者も考えを改める戒め」とした。専門家も、段階的な導入が必要など色んな対策を同時にやっていくことが重要だと話した。
「カズレーザーと学ぶ。」次回予告。
「news zero」の番組宣伝。「刃物で人を殺した方が確実」。
- キーワード
- 嵐
「恋は闇」の番組宣伝。