- 出演者
- カズレーザー(メイプル超合金) 岩田絵里奈 矢田亜希子 石田ひかり 高橋茂雄(サバンナ) 吉川美代子 安藤なつ(メイプル超合金) オカリナ(おかずクラブ) おいでやす小田 長谷川雅紀(錦鯉) Kōki, 竹内由恵 ゆうちゃみ 武藤十夢
今夜のテーマは体のビフォーアフター大検証SP。さらに、昭和の結婚システムが少子化対策のカギ!?
オープニング映像。
塚本浩臨床教授はヒューストン大学が発表した研究結果を紹介し、ジュースを飲んだ被験者が貧乏ゆすりをすると、脂肪の代謝効率が2倍UPしたという。ふくらはぎは全身の血流に大きな影響を与えることから、第二の心臓と呼ばれる。
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ふくらはぎの表層にあたる腓腹筋、下層のヒラメ筋を合わせた下腿三頭筋は太ももに次いで2番目の筋肉の体積を誇る。塚本浩臨床教授は「ヒラメ筋を動かすと基礎代謝量が上がり、脂肪も燃焼させる。さらに腓腹筋も鍛えられる」と説明。さらに同氏は1日5回、10秒間跳ぶだけダイエットを提唱し、オカリナが10日に渡って検証を試みた。期間中、オカリナは食事量に頓着しなかったという。ジャンプの上下運動は血圧を下げる効果があるといい、ジョギングなどと比較してふくらはぎに高度な負荷がかかる。
10日間のジャンプ生活の結果、オカリナの体脂肪率、血圧が下がった一方、筋肉量と体重が増加。塚本浩教授、カズレーザーは筋肉量が1.22kgも増えていることに驚き、ドーピングに手をそめてないか疑ったが、オカリナは峻拒した。カズレーザーはゴールドジムのマッチョたちがこぞってジャンプをするようになるのではないかと予想した。
安藤なつは食後に急激な眠気に襲われるといい、食生活も不規則だと打ち明けた。番組では普段の食生活を取材。血糖値を測定すると、約250~280まで上昇した後、ジェットコースターのように急激に低下していた。膵臓から放出されたインスリンは血液中の糖を脂肪に変えるが、体内に蓄積されるので肥満につながるという。香川大学などの研究チームは糖なのに血糖値を下げ、健康的に痩せられる「アルロース」を発見した。
食事で摂取した糖の塊は酵素によって分解され、グルコースになる。アルロースを摂取すると、酵素による糖の分解を抑制し、栄養を吸収するための小腸の入口を塞ぐ。他の糖の吸収を阻害するので、血糖値上昇を抑えるという。また、アルロースには脂肪燃焼を促進させる効果があるという。安藤なつは10日間に渡って、1回の食事につきアルロース5gを摂取した。食後に急激な眠気に襲われることもなく、血糖値の上昇もなだらかになっていた。だが、筧善行氏曰く、安藤は糖尿病予備軍といっても過言ではなく、食生活の見直しを提言した。そして、アルロースは糖尿病治療食品ではないことを強調した。
ゆうちゃみ、武藤十夢、竹内由恵はシミに悩みがあり、シミ改善食材を2週間にわたって食べ続けた。
シミができる主な原因に紫外線、睡眠や栄養に運動の不足、生活習慣の乱れなどが挙げられる。健康的な肌であればターンオーバーによってメラニンが体外に排出されるが、再生能力が低下するとメラニンが表皮に蓄積してシミとして定着する。肌の角質層に存在する保湿成分”セラミド”が多いと紫外線を跳ね返すバリアとなるが、少ないと隙間から紫外線が侵入してしまう。セラミドのもととなるグルコシルセラミドを多く含むというフルーツはなにか、長谷川雅紀が予想するも失敗。
草笛光子の主演映画「アンジーのBARで逢いましょう」が4月4日に公開。
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ゆうちゃみは肌の保湿成分を増やすとされるパイナップルを毎日100g、2週間に渡って食べ続けた。なお、パイナップルはビタミンC、食物繊維も多く含んでいる。また、毛細血管の不具合はシミに直結するといわれる。武藤十夢は毛細血管を丈夫にするシリンガレシノールを含むシナモンを1日0.9g、飲み物に混ぜて2週間摂取。時にはクリームチーズ、かぼちゃを混ぜ、シナモンをトッピングしたものを用意。竹内由恵は老化物質を抑制するとされるヒシ茶を2週間、1日100ml飲み続けた(体への吸収率がいい、朝が効果的とされる)。2週間後、ゆうちゃみのシミの数は20%、武藤は23%減少。対照的に竹内のシミの数は増加していた。ただ、老化物質の蓄積量は減っている。肌の再生力が紫外線量に対して追いつかなかった可能性があり、加齢が主因と考えられる。
国の少子化対策会議に参画する白河桃子特任教授によると、1年間の人口減少数は約88万4000人にのぼり、毎年、和歌山県に住む人々が丸ごといなくなるようなもの。婚姻数は47万5000組で、90年ぶりに50万組を割った。白河氏は婚姻数低下を食い止めるカギとして、昭和の結婚システムに着目する。戦争で伴侶を亡くしたり、婚期を逃した男女への救済策として集団お見合いが行われ、1948年には婚姻数が95万件を突破。同時にベビーブームが到来し、翌年の出生数は約270万人。これは2023年の約4倍に相当する。
クイズ「集団お見合いで男女の距離を縮めるイベントは?」が出題された。正解は「フォークダンス」。お見合いは集団だけでなく、1対1もあり、50年代まで結婚したカップルの50%以上はお見合い結婚だった。テレビではお見合いのマナー講座を紹介していた。吉川美代子はTBSに入社して2年目、お見合いしていたと告白。
70年代前半、団塊の世代が結婚適齢期を迎えたなか、社内結婚が多かったという。会社内に様々なサークル活動があり、そこから恋愛へ発展したとされる。70年代、婚姻数は史上初となる100万件を突破。
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昭和では1日150組以上が挙式し、式が終わると新郎新婦はそのまま新幹線でハネムーンへ。白河桃子氏は「結婚を斡旋する機能を会社が有していた」と話す。だが、お見合い結婚は徐々に減り、1965年あたりを境に恋愛結婚が優勢に。カズレーザーは「強制しないと、結婚に踏み切れない人は多い」と考える。愛媛県ではAIによるリコメンド機能、仲人を組み合わせた婚活システムにより、毎月約10組の結婚へ導いているという。カズレーザーは「愛媛の予算が約4300万円とされ、毎月約10組ということは年間で約120組。約36万円で1組結婚させているということになる」と語った。
広島大学の堤理恵氏は新型栄養失調について、「摂取カロリーは足りているのに必要な栄養素が不足していることを指す」と概説。不眠症、ケガが治りにくかったり、赤ちゃんの肥満・糖尿病リスクがアップするという。日本の食の歴史を振り返ると、戦時中の貴重な栄養源は白飯。60年代、野沢菜の漬物、大根の煮物など塩辛いおかずでお米を食していた。栄養不足解消のため、保健所の栄養士が中心となって全国を巡回することも。テレビでは1957年、「きょうの料理」が放送スタート。
テレビでは1957年、「きょうの料理」が放送スタート。最初のメニューは「かきのカレーライス」で、それ以降、バリエーション豊かなメニューが紹介されるように。71年、マクドナルドが銀座に初上陸。1号店はテイクアウト専門だった。
「71年、女性が殺到した意外な料理の専門店は?」が出題。正解は「サラダ専門店」。一般家庭にもサラダが普及。現代では肉や油を使った料理が増加し、脂質を取りすぎだという。1975年型の食事はビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、平均寿命を長くする一方、老化速度を遅らせ、糖尿病リスクを減らすという。
1975年型の食事に着目すると、蒸す・茹でる・煮るが多く、野菜の栄養を逃さず、肉の余分脂を落とす。吉川美代子によると、鶏の唐揚げなどなかなか食卓でお目にかかれなかったという。