- 出演者
- カズレーザー(メイプル超合金) 岩田絵里奈 藤本美貴 神田愛花 高橋茂雄(サバンナ) 関根麻里 アンミカ 長谷川雅紀(錦鯉) 浮所飛貴 渡辺隆(錦鯉) ゆうちゃみ
今回はインフルエンザ研究最前線。
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- インフルエンザ
中部大学・伊藤守弘教授からインフルエンザ完全撃退法を学ぶ。今年は全国で警報レベルになっていて、空気の乾燥や12月に早まった感染爆発が年末年始を直撃。薬の供給停止や限定出荷という事態となった。昨年、発表された研究結果ではインフルエンザB型が消滅する可能性があると言われている。
インフルエンザはA~Dまで4種類あり、B型の症状は解熱後に発熱し消化器系の不調をきたすと言われている。A型は198種類でB型は2種類。インフルエンザウイルスは細胞に侵入し、増殖・放出して感染を拡大させる。AとBではトゲの種類が異なる。A型は人間に感染するのは2つでH3N2は1968年に香港で流行し世界中に広まった。A型はヒト・鳥・豚で合体し新種が誕生している。インフルエンザの起源になった動物はカモと言われている。B型は人間のみに感染し細胞に侵入するためのトゲが1種類しかない。2024年にWHOがB型山形系統が絶滅したと発表。コロナ禍で人間同士の感染ルートが激減したことが理由として挙げられる。将来的にはB型も消滅する可能性があると考えられている。
インフルエンザの免疫期間は約5か月。予防接種ワクチンは厚労省が毎年流行株を予想して決めているが、アメリカの場合は2024年より3種混合ワクチンにしている。日本では2024年から噴霧タイプの経鼻ワクチンが実用化されているが、2歳以上19歳未満が対象。大人の場合、過去にインフルエンザにかかった時の免疫が、ワクチンウイルスを排除し効果がない場合がある。錦鯉・長谷川はインフルエンザにかかったことがないと明かした。
2024年にアルバート・アインシュタイン医科大学の日本人研究者が、ウイルスのトゲに付着し感染できなくする新薬を開発。従来の薬は細胞内からの拡散を防ぐ効果がある。早ければ5年後に実用化されると言われている。
名古屋商科大学・大槻奈那教授からマネー格差の解消法を学ぶ。大手企業が相次いで大卒初任給を30万円以上に引き上げたことが話題となった。一方で就職氷河期世代の40代は30代・50代の単身世帯・金融資産保有額を下回っている。大槻教授によると世代間マネーギャップの原因は40代の人生を振り返ると見えてくるという。
1997年に山一証券はおよそ2600億円の不正会計が発覚し経営破綻。翌年には大手銀行も続々と破綻し金融機関の信用が失墜し株価も大暴落した。有効求人倍率も1を切り就職できない若者が急増した。社会に出ると楽天・Yahoo!など有名IT企業が創業し、株価は2万円台にV字回復。しかし2001年にアメリカのIT関連企業の経営破綻が日本市場を直撃。多くの企業が新卒採用を縮小した。有効求人倍率は0.54倍と10人に4人が就職できない状況となった。就職氷河期を経験している神田愛花はエントリーシートを55社出したことを明かした。2003年には労働基準法が改正され雇用問題が深刻化。先進国で立て続けに、違う要素を原因として起きたのはあまり例はない。今の40代は経済問題が直撃した悲劇の世代。2008年にはアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻。さらに被正規雇用社員を解雇する“派遣切り”も横行した。一方の20代は2025年度の大卒の入社予定は1.75倍と、過去最高の売り手市場になっている。
40代と50代の差は投資。40代は投資に対してネガティブな考え方があることも理由。より多く損した70代からの話を聞いた40代が影響を受けている傾向にある。大槻教授が提案する方法はアップスキリング。オススメはMBA・経営学修士で取得することで年収がアップする場合もある。また40代を求める企業も増加しており、スタートアップ企業への転職もおすすめ。
桜美林大学・平和博教授から新SNSリテラシーを学ぶ。SNSに関する情報リテラシー調査では20代が高い傾向にあるが、一方で20代男性がフェイクニュースに騙される傾向にある。SNSに依存する20代が陥るのがSNS型の投資詐欺。
20代が陥りやすいSNSの罠。意識調査では20代の半数が自分が知りたいことだけ知っておけばいいという傾向にある。自分の世界に閉じこもる“フィルターバブル”という現象で、ウソやデマなどに気づかずに重要な情報を見逃すおそれがある。“いいね数”を信用する人が多く、2020年のインディアナ大学の研究では、いいね数でフェイクニュースを信用してしまう割合が高くなると分析している。惑わされないチェックポイントは、誰が発信・何が情報源・他メディアと比較。
「カズレーザーと学ぶ。」の次回予告。
「news zero」の番組宣伝。新着 空気乾燥…火事相次ぎ死者も。
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