文科省は子どもの健康状態などを調べた「学校保健統計」を公表した。裸眼視力が1.0未満の子ども割合は高校では7割を上回り過去最高となったほか、小中学校でも過去最高と同水準だった。文科省は「勉強やスマホなどの利用で近くを見る時間が増えたことが要因」としている。一方、減少しているのが虫歯。治療済みも含み、虫歯がある子どもの割合は1970年~80年には95%程度に達していたが、これをピークに年々減っていて、今年度は幼稚園では2割を下回り、小学校~高校では約3割と過去最低となった。子どもを専門に診療している歯科クリニックでは虫歯がなくても受診する子どもが増えているという。院長は虫歯が減った原因として保護者の意識の高まりを指摘する。一方で、歯肉炎などの割合は減っていない。歯肉炎のメインの原因は歯ブラシ不足だという。虫歯も歯肉炎もどちらも防ぐためには歯磨きの仕方が重要だという。
