自民党総裁選(あす告示)。少なくとも9人が立候補する見通し。争点に「マイナ保険証」が浮上。林芳正官房長官が「国民にまだ不安があることを踏まえて適切に対応すべき」と発言。政府は今年12月に現行の健康保険証の新規発行を終了、マイナ保険証に一体化する。廃止時期見直しについて石破茂元幹事長は「一部の人々に不便や不利益を与えないように配慮しながらやっていきたい」、高市早苗経済安保担当大臣は「しっかりと環境整備されてから」と発言。マイナ保険証導入の旗振り役・河野太郎デジタル大臣は、いら立ちをにじませた。健康保険証の廃止時期を決めた当時の厚労大臣だった加藤勝信元官房長官が立候補を表明、マイナ保険証への移行について「決めたスケジュールはしっかり守っていくべき」と発言。小泉進次郎元環境大臣も「変える必要はない」と発言。ポスト岸田をめぐる動きも熱を帯び始めている。小林鷹之前経済安保担当大臣は政策の3本柱(党改革、経済、外交・安全保障)を発表。茂木敏充幹事長は大雨の被災地を視察、上川陽子外務大臣は今日出馬会見を開く予定。